2013年5月6日月曜日

図書館限定の「アジアの現代文芸」シリーズ

先日、市立図書館内で本を物色していたところ、「アジアの現代文芸シリーズ」という書籍群を発見しました。本屋では見かけない本です。このシリーズの中で、「現代タイのポストモダン短編集」を借りて読みました。
文学作品なためか、話のオチがあるというよりは、読んだあとでいろんなことを想像させる短編だと思います。また文化的な背景をある程度知らないと、読んでいても想像を膨らましにくいかもしれません。

このアジア現代文芸シリーズについて調べてみたところ、市販品ではなく、「大同生命国際文化基金」が事業の一環として出版して図書館などに寄贈しているようです。どうりで本屋で見かけたことがないわけです。

http://www.daido-life-fd.or.jp/business/publication/publish
(HPから、以下一部を抜粋)

アジア諸国の現代文芸作品の日本語翻訳出版「アジアの現代文芸」シリーズ
アジア諸国の現代文芸(小説、詩、随筆、戯曲、評論)の内、わが国への紹介が望まれるものを選考のうえ、翻訳・出版するもので、アジアの国々の今日の姿をそれぞれの国が生んだ文芸作品を通じて理解することを目的としています。
より多くの文学ファンの眼に触れてもらうことを目的に、2012年度から新刊・既刊の電子書籍化を行ってい
ます。





さらに一部は電子書籍として読むこともできます(無料です)

「大同生命」の回し者ではありませんが、こんなにすばらしい事業を展開しているとは知りませんでした。
今回のような思わぬ発見もあるし、本を借りるなら自宅の収納スペースを心配しなくてよいので、今後図書館を活用したいです。

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