2013年5月18日土曜日

「The Cat That Tamed a Flame」  James D. Maxon

通勤電車で少しづつ読んだKindleペーパーバックです。

森の火事を何とかするために、オオカミから助けを求めて呼び出されたネコSamuelが火消しのための旅に出て、その道中で飼い猫では味わえない経験を積むというストーリです。
「put out a flame」ではなく、「tamed a flame」という表現は、実は炎自体も擬人化されているので、しっくりきました。(まさか、flameまで人格が付与されていたとは思ってもみなかったので。)
「最後に森の火事も鎮火して、めでたしめでたし」というエンディングを想像していたのですが、その予想が裏切れれた点がおもしろかったです。前述のように、tamed a flameのニュアンスを正確に理解できていれば、結末での驚きは少なかったかもしれません。

ネコのしぐさに対する描写が何回か出てきます。ネコ好きの立場として、それらのしぐさを想像できるので、そのことも手伝って割と話の中へ没頭できたのではないかと思いました。

  kindleのカテゴリーでは、Children's Books > Literature > Fairy Tales, Folk Tales & Myths に入っていますが、ネコ好きであれば大人でも楽しめるはずです。


先月は無料で入手できたのに、今日(5/18)現在では¥300となってます。そのうち、またキャンペーンで安くなる日が来ることを期待しましょう。

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