2013年8月3日土曜日

”Quiet: The Power of Introverts in a World That Can't Stop Talking” -Susan Cain- (その1)


私の参加している英語のグループレッスンで、たびたび性格の話題が取り上げられてきました。そのときの英語の先生に勧められて、この本を読んで見ようと思いました。

内向的な性格(introvert)と、外交的な性格(extrovert)のどちらが得か? 一般的には内向きの性格は損することが多いのでしょうが、内向きな性格のよい点に焦点を当てている内容でしょう(まだ途中までしか読んでいないので断言できません)。

今のところ全体の約20%しか読めていません(パート1の2章まで)。本を読み終えるまでにあと18時間かかるというのがキンドルの分析です(キンドルの画面の下をタップすると表示されます)。

全体の構成からして、たぶん、まだ「さわり」の部分でしょうが、このままではいつ読みきるか怪しいので、とりあえず「その1」としてアップします。


なぜ社交性が必要となってきたのかについて、歴史的な流れから解析をしています。もともと外交性はそれほど重要ではなかったのに、工業化が進み、セールスマンが登場するころになってから外交的な態度が注目されるようになったことなどがまとめられています。

ハーバードビジネススクールでも、外交的な態度を要求され、内向きな性格の学生は居心地悪く感じている例も出ています。

あとは「よくしゃべる」ことのメリットについて具体例が書かれています。
早くしゃべる、よくしゃべるのがリーダーとして見られるようです(位置No.1079*)[正しくは、位置No.1020の誤りでした(130810追記)]
The more a person talks, the more other group members direct their attention to him, which means that he becomes increasingly powerful as a meeting goes on.
It also helps to speak fast; we rate quick talkers as more capable and appealing than slow talkers.
*キンドルではページではなく位置Noで場所を示す仕組みです。たぶん、ページだと表示型式の選択方法によってずれるからでしょう。

一方で、外交的な性格が必ずしもリーダーとして機能するわけではなく、proactiveな傾向のメンバーがグループに含まれる場合には、むしろ内向的な性格のリーダーのほうがチーム全体のパフォーマンスを向上できる実験が紹介されており(No.1110付近)、興味深いです。



キンドル版は、実際の本よりは安いのが最もよい点です(下のリンクはキンドル版です)。さらに、読んでいる最中にわからない単語を調べられるのがいいですね。

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