2014年8月18日月曜日

ミニマリズム考

断捨離ブームが続いているかどうかはわからないが、できるだけ持ち物を少なくする生活スタイルを指向することには興味がある。そう考え始めてから、本に関しては「蔵書のミニマリズム作戦」として、かなり溜まってしまった本に関しては買取業者に中古で売っ払ったり、電子化サービスの業者に依頼して電子ファイル化ををすすめてきた。

本を買い続けると、その収納場所が必然的に必要なわけで、それを阻止するには、
   (1)本を買うのをやめる
   (2)買った分だけの本を同時に処分して所有数を増やさない
しかない。

財力にものを言わせて、物理的な制約を取り払えるならば、
   (3)買った本だけ、本の収納場所を増やす
ことも可能であるが、自分も含めた一般人には無理であるし、ミニマリズムではないだろう(でも、(3)ができる状況のヒトはうらうらやましい。)


持ち物を減らすといっても、どこまでがシンプルであるかは人それぞれの考えによるだろう。あまりにも究極の姿を求めると、お坊さんレベルにまでいく可能性もある。それでもまだ、日本の坊さんであれば、結婚したり、カラオケにいったり、酒飲んだりも可能だが、上座部仏教の坊さんの場合にはまさに究極のシンプルライフといえるだろう。

タイの田舎の寺院にて撮影.
僧侶レベルであれば、ほぼ何も持たないミニマリズムの究極形でしょうか.
猫や犬はよく寺院で見ますが、野良が保護されたものらしいです.

ものをどんどん減らすといっても、それでは、ペットはどうなのだろうか?ネコであっても、モノではなくもはや「家族」同然であれば、減らす対象とはならないのかなあ。我が家の飼い猫が逝って3週間余り、ネコとヒトの距離感に関していろいろなことを考えてしまうのであった。

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