2014年2月10日月曜日

日本の裏側から-ゴミ捨て編

前回のエントリーに書いた通り、しばらくのブラジル住まいがスタートした。アパート住まいなので、自分でゴミを出すことになる。日本の超田舎の事情はわからないが、大抵日本では、分別回収にうるさい。可燃、不燃、プラスチック、紙など分類の数も多いし、地域によっては分類がさらに細かかったり、分類が微妙に違っていたりする。また、「指定ゴミ袋」を買ってその袋にいれる決まりの場所もある(以前住んでいたところがそうでした。)

こちらブラジル某北部の町ではどうかというと、予想通り、普通に捨てる家庭ごみは分類はない。また、ゴミ集積場があるわけでなくて、でかいゴミ箱があるわけでもなく、通りに面した路肩にゴミを入れる「カゴ」が設置されているシステムのようだ。地上1m程度の高さにカゴがあるわけだが、統一された規格はないようで、


こんな円筒形型もあれば、


こんな四角いタイプも。
(電柱の陰からネコが顔を出してました。)


地上から高い位置にゴミを置くのは、野犬やネズミなどの動物にやられない工夫であると推測する。カラスはいないので、空中からの攻撃を防ぐ蓋は必須ではないだろう。あとは、雨が降ってゴミが濡れたとしても水分が溜まらないのも理に適っている。ゴミ収集の際の作業員が腰をかがめる必要がないのもよさそうである。ただし、真相はわからない。

“When in Brazil, do as the Brazilians do” 少し戸惑ったが、こちら流に、ビン、カン、ペットボトル、ふつうゴミを分別せず、こちらですでに大量にたまったレジ袋をゴミ袋として、このカゴに捨てるのであった…  (ブラジルといえども、都市部のシステムは違う気がするのだが。)

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