2014年2月3日月曜日

日本の裏側から-戸締り編


 仕事の都合により、しばし(数か月間)のブラジル暮らしがスタートした。しかも、都会ではなく北の某地方都市(で田舎)だ。日本人は自分一人ではないので、安心ではある。しかし治安に関して気を付けなければいけないことが多い。昼間はよいが、夜間は徒歩での外出はしないように言われている。また、昼間でも立ち入らないほうがよい居住地域があるようだ。


 文化の違う場所を訪れた時の初めてのころの驚きはそのうち失われ、忘れ去られるのが常である。例えば、タイでバイク3人乗り(場合によっては小さい子を含めて4人乗り)を初めて見たときは、驚いたものだ。いまや、自分が3人乗りをする側となったかもしれない。

 そこで、記憶の消えないうちにあくまでも「主観的な」視点で自分が気になったことを書き留めておきたい(「主観的」とお断りしているのは、例えば目の見えない状態で、ゾウをさわって「ゾウがどういう動物か?」と聞かれたときに、しっぽを触ったか、耳を触ったか、足を触ったかなどによってゾウの描写が異なるがごとく、一個人の乏しい経験をもとにブラジルの正確な様相を伝えることができるわけがないと考えているからです。)


アパートに住んでいるため、今回は、気になった「戸締り編」を。

部屋までに鍵が4つある。外門、建屋入口、2階に入るまえの入口、そして部屋である。鍵が多ければよいというわけではないだろうが、コソ泥を防ぐ意味では有効であろう。

鍵を閉めるときは、鍵穴にさして2回まわす。シリンダーの出る部分が2段階なのだ。なぜ一発で施錠させてくれないのか謎(詳細は以下の写真参照)。実は、この2回まわしを知らなかったために、不完全な施錠のまま外出するところで危なかった。2回転施錠がどのくらい世界標準かを知りたいものである。
左から順に、はじめの状態、鍵一回まわし、鍵二回まわし。赤線で示した部分が一回まわしでは半分しかでていない。一応はロックされますけど…


部屋の内鍵を閉めるときには、外側を開けた同じ鍵を使って内側から閉める。
なぜ、内側からワンタッチでロックできる仕様になっていないのか謎である(ほかの国にも同じシステムがあるのかもしれないが、、、)。メリットは、鍵を持っていないと内鍵ができないので、鍵がないと部屋の中に立てこもりができないという点か?(どんな状況かと突っ込みたくなる)。




近所でネコ発見。犬は多いですが、ネコはそれほどみかけません。このネコは首輪をしていませんでしたが、野良でもなさそうでした。かなり警戒されていましたが。ネコにポルトガル語でどう呼びかけたらいいのやら。

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