2014年10月30日木曜日

「What Kills Me」Wynne Channing

通勤の電車の中で細切れで読んでいた、kindleのペーパーバックについてである。そこそこのボリュームだったため、読むのに時間がかかった。
主人公のZeeがひょっとしたことから、バンパイアになってしまったところから話が始まる。しかし、実は特殊なバンパイアで、日光のもとでも平気な特異体質?なことがわかる。バンパイアは「体の傷を負っても修復される」とか、「日光の下では砂になる」とかの基礎知識がないままに読み進んだが問題はなかった。

話の展開で、各部分ごとにみると面白い。例えば、Zeeらがバンパイアの追手に追われて逃げながらも戦う場面は、単純にアクションとして楽しめた。ただし、全体の話の展開から見ると、序盤のなぞや疑問が解消されるわけではなかった。この本のタイトルに対する答え(誰が何のためにZeeを「殺した」のか)は明らかにされていない。そこは続編で明らかになるのだろうが、そのためには有料版を購入する必要がある。商売上手である。(はじめが無料で、その続編が有料であるのはKindleではよくあるパターンですな。)


繰り返しになりますが、キンドルだとすぐに単語を調べることができるので洋書読みには適しています。

0 件のコメント:

コメントを投稿