こちらブラジル某北部の町ではどうかというと、予想通り、普通に捨てる家庭ごみは分類はない。また、ゴミ集積場があるわけでなくて、でかいゴミ箱があるわけでもなく、通りに面した路肩にゴミを入れる「カゴ」が設置されているシステムのようだ。地上1m程度の高さにカゴがあるわけだが、統一された規格はないようで、
こんな円筒形型もあれば、
こんな四角いタイプも。
(電柱の陰からネコが顔を出してました。)
地上から高い位置にゴミを置くのは、野犬やネズミなどの動物にやられない工夫であると推測する。カラスはいないので、空中からの攻撃を防ぐ蓋は必須ではないだろう。あとは、雨が降ってゴミが濡れたとしても水分が溜まらないのも理に適っている。ゴミ収集の際の作業員が腰をかがめる必要がないのもよさそうである。ただし、真相はわからない。
“When in Brazil, do as the Brazilians do” 少し戸惑ったが、こちら流に、ビン、カン、ペットボトル、ふつうゴミを分別せず、こちらですでに大量にたまったレジ袋をゴミ袋として、このカゴに捨てるのであった… (ブラジルといえども、都市部のシステムは違う気がするのだが。)
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