本のベースが紙媒体でなく電子媒体へ移行するのは必然的な流れであると考えられている。しかし、紙に印刷された本が消滅するかは疑わしい。タブレットPCで本が読めるにしても、紙のページめくりや、その時の音を模倣していることから、やはり「紙っぽさ」を残したいのではないかと思う。その一方で、今後、紙に印刷された本を知らない世代が登場するときには、状況は変わっているのではないか。生まれついたときからモニターで読む習慣のある世代にとって紙媒体はどう受け止められるかは興味のあるところである。
電子メディアで読書は可能か? これに対して著者は、可能ではあるが、書籍を読むのに比べてメモが飛躍的に増えたと述べている。その理由は電子メディアが「前向性健忘」(数分以上記憶が保てない)を昂進させるからだとしている。そしてこのメモの必要性は、書架に並ぶ本の背表紙によって軽減されてきたもので、書架は記憶装置の機能を果たすとも述べている。しかし、最近はバーチャルな書架に電子書籍を配置することもできるので、どうだろうかとも思う。
自分も物理的な制約から書籍を増えないように努力しているが、バーチャルな世界よりもリアルな書架から本をひっぱりだして参照するほうがやりやすいと感じるだろう。個人差もあるだろうが、これからの世代では書架を参照することに馴染みがなくなるのだろうか?
紙の本をめくらなくなったように、お金に関してもカード化が進み、支払い時にお札を数える機会が少なくなった点を挙げているのは面白いと思った。本と違い、紙幣に関してはクレジットカードや電子マネーに分があるだろう。
本だけでなく、映画からテレビそしてインターネットの時代とメディアの変容について考察されている。随筆スタイルであるが、後半は哲学の素養がないとついていくのがしんどい。
当ブログに訪問いただきありがとうございます。 自分の読んだ本のレビュー(メモ程度ですが)、語学学習の経験、そして猫についてつれづれなるままに書いています。なお、本に関しては、原則、『「タイトル」-著者』の見出しにしています。
2014年8月31日日曜日
2014年8月26日火曜日
飼い猫回想
7月26日から1ヶ月が過ぎた。うちの猫が死んでから1ヶ月である。猫の様子に変化が見られてから4ヶ月でこの世を去った。当初は、猫に対してもう少し距離を置いて付き合うつもりであったが、さすがに12年あまりも同居していたので、もはや家族同然であったと認める存在となった。
通常考えると、ネコのほうがヒトよりかは短命なわけで(15年生きれば長生きのほう)、ほぼ間違いなく飼い主よりも先立つのが早いことは明らかである(飼い主が「老人」であれば状況は違うでしょうが。事実、里親募集の条件で「60歳以下」を挙げているのもある。)つまり、飼い主は飼い猫を見送る覚悟が飼い始めた時点で必要なのだ。その覚悟が「あやふや」だったために、今、いろいろと後悔することも多い。常々、「やらないで後悔するよりはやって後悔することを選びたい」と言っておきながら、判断が遅れてしまっては「やっても結局、後悔の念は大きいのだ」と、今回の猫が死んでしまった件で認識した。
元々は野良猫であったが、成り行き上、飼う羽目になってしまった飼い猫。その時期の猫との出会い、そして、先月の別れ、ひょっとすると、その出会いは偶然ではなく、また、先月の別れもその役目を終えた故の必然だったのではないかと思ったりする。
そのうち、猫の病状と、どういう経過をたどったのかをまとめたい。しかし、まだ、気持ちの整理がついていないし、あまり思い出したくないこともある。ネコに対して「49日」とかヒトの場合をあてはめたくないが、起きたことを冷静に見つめなおすためには、そのくらいの時間が必要なのかもしれない。
通常考えると、ネコのほうがヒトよりかは短命なわけで(15年生きれば長生きのほう)、ほぼ間違いなく飼い主よりも先立つのが早いことは明らかである(飼い主が「老人」であれば状況は違うでしょうが。事実、里親募集の条件で「60歳以下」を挙げているのもある。)つまり、飼い主は飼い猫を見送る覚悟が飼い始めた時点で必要なのだ。その覚悟が「あやふや」だったために、今、いろいろと後悔することも多い。常々、「やらないで後悔するよりはやって後悔することを選びたい」と言っておきながら、判断が遅れてしまっては「やっても結局、後悔の念は大きいのだ」と、今回の猫が死んでしまった件で認識した。
元々は野良猫であったが、成り行き上、飼う羽目になってしまった飼い猫。その時期の猫との出会い、そして、先月の別れ、ひょっとすると、その出会いは偶然ではなく、また、先月の別れもその役目を終えた故の必然だったのではないかと思ったりする。
そのうち、猫の病状と、どういう経過をたどったのかをまとめたい。しかし、まだ、気持ちの整理がついていないし、あまり思い出したくないこともある。ネコに対して「49日」とかヒトの場合をあてはめたくないが、起きたことを冷静に見つめなおすためには、そのくらいの時間が必要なのかもしれない。
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